
統合医療とは、中医学(鍼灸、漢方)、ホメオパシー、ホモトキシコロジー、食事療法、などの代替医療と西洋医学(通常医療)を合わせて治療する医療です。
これにより、西洋医学だけでは対処できない症例についても別の視点でアプローチすることができます。
代替医療とはどうぶつたちが本来もっている自然治癒力を引き出す医療です。
以前、高齢で腰の曲がったわんちゃんが来院されました。
西洋医学(通常医療)の視点だと高齢の為手術も難しく、痛み止めの処方のみの場合がほとんどです。
ここで統合医療の視点だとまだまだできることがたくさんあります。
例えば、鍼灸、マッサージ、食事療法などです。
この子の場合、病院で鍼灸と食事の指導をし、自宅でマッサージを続けてもらいました。
鍼灸後から歩き方が変わり、週に1回通院していただき、オーナーさんにはマッサージと食事改善をがんばっていただきました。
1ヶ月後には曲がっていた腰が徐々に正常化し、歩き方も改善していきました。
高齢でもまだまだ諦める必要はありません。
他に、ねこちゃんには腎臓病がとても多いですが、西洋医学(通常医療)ですと点滴と活性炭の内服、処方食、血管拡張をして腎臓の血流量をあげる対処が通常です。
実際どんどん痩せて食欲がなくなり快方に向かう例がなかなか見られません。
当院ではホモトキシコロジー薬を使用しQOLを上げ、そのうえで食欲が増進し改善する症例をたくさん経験しました。
ホモトキシコロジーはねこちゃんの慢性腎臓病への効果が高く大規模な研究で80%の症例で改善が見られたと報告があります。
腎臓病で苦しみながら亡くなる症例をたくさんみてきて悩ましく思っておりましたが、ホモトキシコロジーを導入してから食欲や活力が改善されたり、おだやかに長期生存する子を多く見るようになりました。
統合医療を導入し
どんな病気や症状に対しても、とりあえずではなく、根本的な改善を目指し、飼い主様とどうぶつたちがより豊かな生活を送れるお手伝いがしたいと思っております。

特別診療の詳細を紹介します。

当院ではカウンセリングからはじめます。その中で患者さんの症例に合わせて改善すべき点を見つけ食事指導をします。
中医学的な観点からその子の体質に合わせた食事の提案も行います。
また手作りフードや食事のトッピング。
おすすめフードの提案や相談も承っております。
病気に強い体づくりの為にも毎日の食事は大切です。

ホメオパシーは自然界の素材を使用して病気のどうぶつたちが本来持っているにもかかわらず休眠中の抵抗力や自己治癒力を目覚めさせて完全な治癒に導く方法です。
うまく薬と体質が合えば劇的に治癒することも少なくありません。そのために十分なカウンセリングと分析が必須です。
ホモトキシコロジーはホメオパシーから派生発展した治療法です。
基本的に考え方は同じですがホメオパシーに西洋医学の考え方を導入しより扱いやすくした医療です。
一般的な治療に比べ副作用や後遺症の心配が少ないどうぶつたちにやさしい治療法です。西洋医療との併用による相互補完も視野に入れた治療法です。現代医療の副作用の軽減を目的として投与されることもあります。

鍼灸は針の刺激により本来体の持つ力を引き出すため、補助療法として利用されます。
漢方はもともとどうぶつたちがもっている体のバランスを整えて生きる力を引き出すことを目的とした、生薬を複数組み合わせた薬です。
当院では、冷え性や食欲不振、腫瘍、膀胱炎、不眠、痴ほう、てんかん、椎間板ヘルニア等様々な症例で症状をやわらげ、または体質改善などを目的として処方することがあります。
どうぶつたちでも飲みやすい工夫がされたどうぶつたち用漢方も用意しております。
